「どうかしてる」

知らない誰かが離れていく夢を見た

名前を呼ぶ声が少しずつ小さくなる

わからない変われない気持ちの連続

ワンルームに残る愛の残り香は儚い

わかってはもらえないはずの想いが

醜さや狂気や満たされない気持ちが

わかって貰えてしまうなんて一大事

それはとても尊く美しく恐ろしい事

内に秘めたファインダー越しの世界は

外側に溢れたとしても僕らはお互いに

その風景を共有する事だけは出来ない

それはどんなに近づいてもわからない

余りにももどかしく投げつけたiPhone

万年床にふわりと跳ね返るのを眺めていた

違うことを誇りたかったんだよ そうして

同じでありたいとも強く願っているなんて

どうかしてる